先週都合を訊いておいた、姉の嫁ぎ先の家に行ってきた。
と言っても、姉や当主に用事があったのではない。
昼過ぎに訪ねてから夕方城に戻るまで、あの家の子供たちの話を聞いていた。
やりたいことはそれだけだった。
城に戻ると、三の丸で殿のキジ馬と猫が睨み合いをしていたので、殿様の御ため、俺は両者を仲裁した。
それでもキジ馬はその場を離れようとせず、仕方なく無理矢理抱えて帰った。
納得がいかないキジ馬は抱えられたまま暴れていたが、殿のお叱りを受けるとしょげていた。
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